友達と疎遠ですか?東京最後の夜、渋谷のど真ん中で泥酔した友人を看病した話

仕事とか独り言

学生時代を過ごした友人と、いつしか疎遠に。

社会人になり、ライフスタイルが変化していくなかで、誰もが一度は経験することかもしれません。

会わなくなってしまった友達。 中には、絶縁に近い形になってしまった友達。

「あの時間は無駄だったのかな」と、寂しさを感じてしまうこと。

僕は大学への編入を機に、北海道から初めて上京しました。

学生として2年、関西を挟み、社会人として再び東京で2年。合計4年間を東京で過ごしました。

しかし、アパートの契約終了や不安定な生活が重なり、僕は東京を離れ、長野の住み込み工場派遣で5ヶ月間を過ごしました。

当時、この長野生活は「東京で思うような結果を出せなかった自分」を取り戻すための、セカンドチャンスのような意味合いがありました。再度東京へ行くための、「片道切符」を手に入れる期間だと思って、自分を正当化していたのかもしれません。

しかし、現実の生活は思うようにいかず、ついに北海道へ帰ることを決めました。

本音を言えば、当時の僕はまだ、東京を諦めきれていませんでした。道外での生活に一度終止符を打つものの、心の中では「また東京へ戻ってくる」という思いが消えずにいました。

長野から北海道への直行便はあったのですが、僕はあえて、東京を経由して北海道に帰ることを選びました。 初めての一人暮らし、大きな挫折、そしてたくさんの経験を味わった街。

今後のキャリアや金銭的な事情も考えると、一度北海道へ戻れば、再び東京を訪れる機会はいつになるかわからない。

だからこそ、「最後に大学の友人たちに会いたい。彼らに会えば、何かが変わるかもしれない」と、

一人ぼっちの長野から、希望を胸に東京へ向かったのですが……。

久々の再会と、満喫する渋谷

今回の登場人物

  • クラッシャー赤羽:物語のキーマン。
  • 圏外のショウタ上京して最初に出会った編入仲間。講義の発表など、苦楽を共にした友人。
  • ゴールデンフィッシュ彼女との生活で、最後までハッキリしなかった友人。

事件が起こる2ヶ月前、最初に連絡が取れたのが、クラッシャー赤羽(渋谷で泥酔した人)でした。

ゴールデンフィッシュ(結局こなかった人)は彼女関係の用事があるのか、最後まで返信が曖昧で結局きませんでした。

圏外のショウタ(泥酔事件で会えなかった人)は「仕事帰りの夜なら合流できる」との連絡がつき、まずはクラッシャー赤羽(渋谷で泥酔した人)と僕の2人で、早めの時間から渋谷へ飲みに行くことに。

夜に合流する「圏外のショウタ」(泥酔事件で会えなかった人)を待ちながら、久しぶりの友人との再会を楽しむことにしました。

(C)Gemini/Google LLC

1軒目、2軒目とお店をハシゴしながら、大学時代の思い出話や近況報告に酒が進みます。

お互いに、ずっと同じペース、同じ量を一緒に飲んでいました。

ゴールデンフィッシュ(結局こなかった人)は、DMの連絡がつきますが、はっきりせず、クラッシャー赤羽」(渋谷で泥酔した人)と来るか来ないかの話になったり、和気あいあいと時が過ぎていきました。

ここまでは、普通の感動の再会でした。

まだ「クラッシャー」の本領を発揮してはいなかったのです。

そして夜。

夜に合流する「圏外のショウタ」(泥酔事件で会えなかった人)が、こちらに向かっているという連絡がありました。

合流する一歩手前、最後に行ったカラオケでついに事件は起きました。

僕と同じペースで、何事もなく飲んでいたはずのクラッシャー赤羽が突然、限界を迎えたのです。

彼は渋谷のど真ん中でゲロを吐き散らかし、そのまま意識が朦朧としている泥酔状態になってしまいました。

残り10%のバッテリーと、カオスな渋谷のど真ん中

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場所は、渋谷の「ちとせ会館」付近の道端でした。 これから北海道へ帰ろうとしている僕が、まさか空の玄関口である「千歳空港(ちとせ)」と同じ名前のビルの前で地獄を見るという皮肉。

周りには、スマホを向けてくる人や、冷ややかな目を向ける大量の通行人。

クラッシャー赤羽の財布を紛れて奪おうとする不審な外国人まで現れる始末。

そんな中、クラッシャー赤羽がついに路上で嘔吐。

意識が朦朧とした泥酔状態+服や地面にぶちまけて溢れかえるなか、最寄りのコンビニへ猛ダッシュして水を買い、必死に片付けを始めました。

当時を振り返ると、まだ意識がありましたが、昏睡状態で返事もままらない状況でした。救急車を呼ぶべきか、警察か、この時にとっさの判断ができなかった自分も反省しなければならないと思っています。

通りすがる人は皆冷たく、

君の知り合い?邪魔だから端に寄せてよ

ゲロ始末してくれ」と言い捨てるばかり。

誰一人として手を差し伸べてはくれないと、最後の東京で、はじめて冷たさを感じました。

でも、近づきたくない気持ちもわかりますし、僕も同じ状況ならスルーすると思います。。

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しかし、その時、唯一助けてくれたのが、外国人男性でした。

彼はスマホの画面を見せてきました。

そこにはGoogle翻訳で『私の職業は消防士です』の文字が。

渋谷のど真ん中で、助けが来たとこの時は思ったのです。

彼は慣れた手つきで、クラッシャー赤羽を特定の姿勢に寝かせ、介抱してくれました。

ところが。そんな親切を無に帰すかのように、クラッシャー赤羽が放ったのはまさかの「追い嘔吐(ゲロ)」。

これには、アイオワ州からやってきたという心優しき訪日外国人も、両手を上げてお手上げ状態になり、去っていきました。

もうどうしていいか分からず、パニックになりながら目の前の交番へ駆け込みました。

ところが、警察官から返ってきたのは「自分たちで救急車を呼んでくれ」というあっさりとした一言。

当時の僕のスマホは、充電が残りわずか10パーセント。 その限界の状態で、冷や汗をかきながらなんとか救急車を要請しました。

ちょうどその時、「圏外のショウタ」(泥酔事件で会えなかった人)から「今こっちに向かってるよ!どこ?」と連絡が。

「僕らは、ちとせ会館付近にいる!赤羽がやばい!こっちにきてほしい!」

忙しい仕事帰りに、せっかくきてくれた「圏外のショウタ」

詳しい事情も知らないまま、何も言わずに「すぐに行く」と言ってくれた彼には感謝しきれない想いがあります。学生時代から頼りのある彼と最後の会話になったのもこの瞬間でした。

プツリ、と画面が真っ暗になり、携帯の充電が完全に死にました。

ちょうど、救急車がきて、すれ違いになることに。。。

これによって圏外のショウタとは一切合流できなくなりました。

これが、彼との最後の会話になってしまうとは、この時の僕は知る由もありませんでした…

消えた最後の夜、そして羽田へ

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到着した救急車。人生で初めて乗る救急車と、ドラマでよく見る「付き添い人」のポジションに、僕は立っていました。

クラッシャー赤羽は車内でなおも嘔吐を繰り返しており、状態は悪化しています。

そんな車内で、救急隊員から一言を告げられました。

到着した際、さっき変な姿勢で寝かされていましたね。あの体勢はむしろ危険だから、そのまま楽な姿勢で待っていてほしかったのです。

唯一、手を差し伸べてくれた外国人。

消防士の彼は、本当にプロだったのだろうか。もしかして、序盤に財布を狙ってきた外国人グループの仲間で、財布を抜き取りやすい体勢にあえて固定していただけなのでは…?

もしそうなら、クラッシャー赤羽が放った「追い嘔吐」は、自らの身を守るための、意味がある行動になっていたかもしれません。

そんななか、病院へと搬送され、彼の親族とも連絡がつかないまま、僕は病院のベッドの横で丸6時間、彼を看病することになりました。 身元不明で、行く当ても連絡もつかない泥酔者を介護しなければいけない状況となりました。

僕が様々な覚悟と未練を持って臨んだ、東京最後の夜。そのすべてが、病院の天井を見つめるだけの時間へと消えていきました。 刻一刻と迫り来る、北海道・新千歳空港へ向かう飛行機の時間。

すべてを諦めかけた朝方、ようやく赤羽の意識がうっすらと戻りました。病院側がなんとか彼の実家の電話番号を把握できたことで、僕は朝方、ようやく過酷な任務から解放されたのです。

羽田空港の虚無感と4年間の旅路

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結局、楽しみにしていた友人たちとゆっくり語り合うことも、圏外のショウタの顔を見ることもできないまま、僕は始発で羽田空港へと向かいました。

長野県で過ごした5か月間は、孤独と絶望と虚無感でした。

長野時代、疎遠を感じていた時、「クラッシャー赤羽」に連絡を取り、約7か月ぶりの再会と渋谷で会う話をしました。

その後、「クラッシャー赤羽」と連絡を交わし、自分も悪かったことや泥酔した過去もあるので、仲直りをしましたが、彼の態度や、反省がない返信がきました。私は、呆れてしまい、「クラッシャー赤羽」とはそれ以来疎遠になりました。

また、「圏外のショウタ」とは連絡しても返信がこない状況でした。おそらく向こうから関係を断ってしまったのだと思います。これにより、「圏外のショウタとは2026年現在に至るまで完全に絶縁状態になってしまいました。」

唯一の後悔は、今もなお、「圏外のショウタ」に謝罪ができていないことです。

楽しい思い出のはずが、学生時代の友人と二度と会うことができない出来事になりました。

まとめ:疎遠はいけないことなの?友人とは何か

(C)Gemini/Google LLC

現在、ChatGPTやGeminiに投げかければ、どんな疑問も解決します。

「友達が泥酔してしまったら?」

「疎遠の友人との付き合いや関係はどうしたらいい?」

最適な答えとプロセスで、あなたを導いてくれることでしょう。

しかし、このブログにたどり着いた人は、「生身の体験や出来事」が気になったはず。

そんな、生々しい人間の声を聞きたかったのだと思います。

記事内のイメージ画像も生成AIを活用していますし、AIに唯一勝てるものがあるとすれば、それは「人間の体験」だと思います。

あなたが友達と疎遠でも、社会に出てからひとりぼっちでも大丈夫です。

会いたい人には連絡をとればいい。会いたくない人には無理して会わなくてもいい。今は充電が必要だと感じたら、無理に連絡しなくていいと思います。

先日、記事とは別の友人から連絡が来ましたが、今の自分の状況と生活でいっぱいで、まだ返信できていない友人がいます。向こうからしたら迷惑な話かもしれませんが、僕の人柄を知った上で友人としていてくれる彼なら、きっと分かってくれると信じています。

自分の状況でいっぱいいっぱいなのを分かってくれていると信じたいですが、甘えずに近いうちに必ず返事をしようと思います。

北海道に戻ってからも、幼馴染と釣りに行く仲でしたが、忙しさゆえに去年の秋頃から疎遠になってしまいました。

疎遠になれば「嫌われたかな?」と一人反省会をすることもあります。でも、気にしすぎるなら、それは友人ではない。自分のままで、気楽にいればいいと感じます。

ライフスタイルも環境も変わるのだから、疎遠になるのは必然です。

そんな最後の東京の夜でした。

ただ、もう一度4人で会いたいという気持ちもあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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