Neo家系らーめん「實家」レビュー|夜の本厚木、キャッチに怯えながらたどり着いた味とは

らーめん日記
(C)pexels

本厚木駅北口を出て、夜の飲み屋街を歩く。
光るネオンと、どこか落ち着かない通り。
数歩進めば、あちこちから声が飛んでくる。

兄貴!かわいい子いますよ!ラーメンのあとはどうっすか〜?

正直、ちょっと怖かった。
それでも足を止めず、まっすぐ進む。

目指すのは、前から気になっていたラーメン屋、

Neo家系らーめん「實家(みのるや)

横浜家系の「壱八家」から独立し、伝統を継承しながらも進化させた一杯が味わえるらしい。

「Neo家系」とは?「實家」のルーツ

「實家」は、横浜家系ラーメンの元祖「壱八家」から独立した店。


“Neo家系”と名乗るそのスタイルは、ベースの醤油スープにしっかりとしたコクがありながらも、重すぎず、どこか洗練された後味が特徴。

実家のように、どこか安心感のある店名だけれど、味は想像以上に攻めてくる。

着丼!「赤味噌ラーメン」

店に入ると、落ち着いた雰囲気のカウンター席が並ぶ。


支払いは現金のみであり、券売機で「赤味噌ラーメン」を選択。

ちなみに、100円で中盛り、150円で大盛りに変更可能。


今回はノーマルサイズで様子を見る。

一番人気「赤味噌ラーメン」を実食!

運ばれてきたラーメンは、見るからに濃厚。


しかしスープを一口すすると、見た目よりもしょっぱさ控えめ。赤味噌の深みと甘みがバランスよく、体にじんわり染みる味。

麺は中太でストレート。もっちりとした食感で、スープと絶妙に絡む。

チャーシューはしっかり味が染みていて、脂身も重くない。

卵が半熟で、ホウレン草と絡み合う。


全体的に、“家系らしさ”と“飲みの締めにも合う優しさ”の両方が共存している一杯だった。

惜しい点

スープの温度はややぬるめ。
「アツアツじゃなかったのが少し残念…」という声もネット上で見かける。


個人的にも、もう少し熱さがあれば、より満足度は高かったかもしれない。

また、ノーマルサイズだと少し量が控えめに感じる人もいるかも。
しっかり食べたい人は中盛り以上がベター。

”せんべろ”も人気

(C)Pexels 画像はイメージです。

14時~19時限定で「せんべろセット」あり!

チャーシューやメンマなどのおつまみ+アルコールがセットになっており、飲んだあとにラーメンで締めることも可能。

僕はこの日、飲みには来ていないが、店内には軽く一杯やっている人の姿もちらほら。
「ただのラーメン屋」ではなく、ちょっとした飲み屋感覚でも使えるのが「實家」らしさかもしれない。

帰り道、また声をかけられる。

食べ終えて店を出ると、再び声が飛んできた。

兄貴〜、締めのかわい子ちゃん、どうっすか~~!!

悪気はないのはわかる。でもやっぱりちょっと怖い。

キャッチの波をすり抜けながら、本厚木駅へと戻った。


お目当てのラーメンに無事たどり着けたことに、少しホッとした気持ちになった。

店舗情報まとめ


• 店名:Neo家系らーめん 實家(みのるや)
• 住所:〒243-0018 神奈川県厚木市中町2丁目1−2
• 電話番号:046-240-0372
• 営業時間:11:00〜24:00(金土は翌1:00まで)
• 定休日:日曜日(※Google情報、来店前に確認推奨)
• 支払い方法:現金のみ
• 特徴:
 ・「壱八家」出身のNeo家系ラーメン
 ・赤味噌ラーメンが人気
 ・14:00〜19:00はせんべろセットあり
 ・中盛+100円、大盛+150円
 ・夜はややキャッチが多い立地

営業時間は店舗に確認をしてください!

この記事は、筆者の個人的なレビューと体験談に基づいています。特定の個人や団体を誹謗中傷する意図は一切ございません。なお、記載されている情報は執筆時点のものであり、時間が経過すると内容が古くなる可能性があります。 最新の情報については、ご自身で随時ご確認いただきますようお願いいたします

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