黒ひげはケルベロスではないのか?正体は「ショロトル説」。シャムロックと密接な関係性が高まる。【ワンピース 考察】

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※ワンピース1140話までのネタバレを含みます。

『ONE PIECE』最終章において、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)の正体はますます謎を深めています。これまで有力視されていた「黒ひげ=ケルベロス説」は、神の騎士団シャムロックの剣「ケルベロス」の登場により、長年の考察に終止符が打たれました。

シャムロックの登場により、「黒ひげはケルベロスではない」という答えは正しいのでしょうか?

当ブログでは、新たに「黒ひげ=ショロトル説」を推進します。

黒ひげは「Dの意志を継ぐ者」ではなく、「Dの意志を終わらせる者(魂を一つにする)」である可能性が高まっています。

ショロトルはアステカ神話において「冥界の案内人」であり、死者の魂を導く存です。黒ひげが「ショロトルの力」を宿しているのなら、黒ひげの目的は復活と終止符かもしれません。また、「ヤミヤミの実」という点も、黒ひげの能力者狩りの真の目的を暗示しています。

黒ひげが「Dの意志を終わらせる者」であるなら、ルフィとの最終決戦は「自由 vs 一人の自由」という構図になる可能性が高いです。最終章では、黒ひげの「3つ目の能力」が明かされることで、ワンピース争奪戦は大荒れの海になることでしょう。

本記事では、黒ひげの正体と、最終決戦での動向、目的をご紹介します。

黒ひげの正体:ショロトルの力を得た「元ケルベロス」?

(C)アステカの神ショロトル。テレリアノ・レメンシス写本(16 世紀)

黒ひげの「能力者狩り」の目的は、魂を食べることではないでしょうか? 彼は魂を吸収し続けなければ生きられないのかもしれません。グラグラの実を手に入れた時点でショロトルの完全体となり、「死を祀る存在」として魂を喰らう必要が生じた。幼少期に眠れなかったのも、その前兆だったのでしょう。

黒ひげ=ケルベロス説はシャムロックの剣の登場で弱まりましたが、「もともとケルベロスだった黒ひげが、ショロトルの力を得た」と考えれば辻褄が合います。

黒ひげの過去に何が起こったのか?

• 黒ひげは元々「ケルベロス」だった。

 • ある時、「モデル:ショロトル」を食べて人間化した。

 • ショロトルは「死を祀る神」ゆえ、黒ひげは「眠れない体質」になった。

 • ショロトルは「冥界の魂を導く者」。黒ひげは「能力者狩り」で魂を奪い、生き続けている?

つまり、黒ひげは「死を祀る存在」となり、「ショロトルの力を維持するための魂の吸収」が能力者狩りの真の目的なのではないでしょうか。

ショロトルの神話と黒ひげの目的


(C)ac-illust.

ショロトルはアステカ神話に登場する神で、奇形や双子を象徴し、冥界の案内人として死者の魂を導く存在 です。

ショロトルと黒ひげの共通点は以下の通りです。

• ショロトル:「冥界の案内人」= 死者の魂を導く者

• 黒ひげ:「闇」を操る= 「能力者狩り」で魂を奪う者

神話では「ショロトルが冥界から持ち帰った骨に神の血を垂らし、新たな人類を誕生させた」とされています。これを黒ひげに当てはめると、

 •黒ひげは「Dの一族を自分だけにして、新人類を創る」つもりなのではないでしょうか。

• Dの一族には反乱分子が多い → 自分だけになれば天敵が消え、最強となれる。

• 黒ひげは海賊をまとめ、「理想の楽園」を作る(ハチノスを世界へ)

黒ひげが王となる → 最強の存在となる → 残った新人類(海賊)で楽園を築く → まるで海賊島ハチノスの再現。

それこそが、ロックスが目指した「世界の王」 なのではないか?

さらに、もしロックスの飼っていたペットがケルベロス(黒ひげ自身) だったとすれば、黒ひげは忠誠を誓う番犬として、主人の意思を継ごうとしているのかもしれません。

黒ひげは「Dの意志を終わらせる者」?

(C)pexels

「Dの意志」とは、世界政府に抗う「神の天敵」とされる者たちの意志。ルフィやロジャーは「自由の象徴」としてDの意志を継ぐ者とされるが、黒ひげだけは異質です。

 • 黒ひげは「Dの意志を受け継ぐ者」ではなく、「Dの意志を終わらせる者」なのでは?

• 「ヤミヤミの実」=「歴史を飲み込み、過去を封じる力

• 「グラグラの実」=「世界を揺るがし、新しい秩序を作る力

もし黒ひげがショロトルの力を持つ なら、彼の目的は 「Dの意志を未来へ導くこと」ではなく、「Dの意志を終わらせて、自分だけのものにする」 ことかもしれません。

影とヤミヤミの関連性:黒ひげの能力の正体

(C)pexels

「ヤミヤミの実」は「闇」を操る能力ですが、闇」ではなく「」を吸収している可能性があります。

黒ひげは「能力者狩り」の際、相手の「影のような存在を取り込んでいるとするならば、 冥界の神ショロトルは「死者の魂を導く存在」です。

ここで考えられるのは、「ヤミヤミの実はショロトルの力を発現させるための触媒」である可能性です。つまり、黒ひげの「ヤミヤミの実」と「ショロトルの力」は密接に関係しており、黒ひげが「能力者狩り」を行うのは 「ショロトルの力と闇の力を維持し続けるため」 なのかもしれません。

さらに、黒ひげの闇は 「影を食べる」 性質を持っている可能性があります。

悪魔の実の能力→悪魔の実の力は能力者の魂に宿る。→ショロトル発動

能力者の体→魂を抜かれたら肉体は滅び、影だけとなる。→ヤミヤミの維持

黒ひげは 魂を奪うことで能力を複数所持し、黒ひげ海賊団の仲間や他の海賊に提供しているのかもしれません。

しかしヤミヤミの実の力を維持するためには、能力者の影を吸収しなければならない。モリアは都合が良く、黒ひげの手元に置かれているのではないでしょうか。

ワンピマニア
ワンピマニア

黒ひげは一見、チート級の能力を持っているけど、発動するには条件があったりと弱点だらけなのかもしれないね!

モリアの「影の操作能力」と黒ひげの「闇の力」が結びつくことで、さらなる強力な力が発現する可能性も考えられます。

結論:黒ひげ=ショロトル説の可能性

 •黒ひげは「ショロトルの能力者」であり、能力者狩りをすることで魂を吸収し、生き続けている可能性があります。

「ヤミヤミの実」は「ショロトルの力を発現させる触媒」であり、「闇」を操る。

一方、「グラグラの実」は「世界を揺るがし、変化させる力」であり、ショロトルの「変化」の力と一致します。

黒ひげは「Dの意志を継ぐ者」ではなく、「Dの意志を終わらせる者」であることが暗示されているのかもしれません。

今後の展開に注目!

『ONE PIECE』最終章では、黒ひげの「3つ目の能力」が明かされる可能性が高い。それが「ショロトルの力」であり、黒ひげが「Dの意志を終わらせる者」ならば、ルフィとの最終決戦は「自由 vs 死の支配」という構図になるかもしれません。

黒ひげ=ショロトル説は、これまでの黒ひげの行動の全てを説明できる仮説の一つです。

今後の展開でこの仮説がどう裏付けられるのか、引き続き注目していきましょう!

ウォーカー
ウォーカー

黒ひげって悪だけどかっこいいですよね。みんなが右に行くなら左に突き進むような人物です。青キジを勧誘した際も、自由を売りにしていましたよね。黒ひげが掲げる自由は支配下のもとの自由?自分だけが自由になること?どうなるか展開が楽しみです!

※当ブログでは、早バレや違法画像を利用して作成された記事ではありません。違法行為を伴うコンテンツ制作は一切行っておりません。記載内容には個人的な主観が含まれており、事実と異なる場合もありますが、あくまでも考察としてお楽しみいただければ幸いです。

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