こんにちは、ウォーカーです。
夏本番が突入して、毎日溶けるような暑さになってきましたね。夏といえば、仲間とBBQをしたり、海で楽しんでいる姿が目立つ時期でもありますね。しかし、一部の人には憂鬱な季節ではないでしょうか。そこのあなた安心してください。筆者も仲間です!
見方を変えれば一人旅に最適な季節でもあります。
夏といえば仲間や恋人と遊ぶことが定番ですが一人旅で新たな自分を発見する時期でもあるんです。
今年の夏はどこへ行こうか、そう感じている人も多いと思います。できれば人混みを避けたいという方にオススメな穴場があります。
滋賀県東近江市エリア(豊郷町,愛荘町,近隣含む)
滋賀県といえば琵琶湖。彦根城がある彦根市のひこにゃん。TMの西川さんやUVERworld誕生の地など。大阪と京都のインパクトが強すぎて隠れがちな滋賀県ですが、人混みも少なく自然やグルメなど歴史が豊富であり、時間が足りないほど魅力的な地域となっております。
今回はそんな魅力あふれる東近江市エリアを堪能するスポットをご紹介いたします。
①近江商人が住んだ地 「伊藤忠兵衛記念館」
滋賀県は近江商人と呼ばれる商人が暮らしていた歴史があります。その発祥の地で日本を代表する総合商社の伊藤忠商事と丸紅を創業した人物が伊藤忠兵衛です。総合商社という世界をつなぐ仕事人の思考や彼が生活した旧邸が当時の資料と現物をもとに展示されています。
入館料は無料で入場することができます。当時の浴槽や調理場をはじめ、解説付きで展示されているので商売人の生活を知ることができます。
近江商人の商売に対する考えはみなさんの仕事のヒントやモチベーションにつながることでしょう。歴史に興味がない方でも考えさせられる空間です。伊藤忠商事さんの研修では新入社員がここを訪れるそうです。仕事で悩んでいる方や事業のヒントを探している方、就活生に是非訪れてほしいです。伊藤忠商事さんのHPに詳細が掲載されているので、もっと詳しく知りたい方はこちらも目を通してから訪れるとよいでしょう。
②太郎坊山【東近江市の景色を一望】
こちらの山は太郎坊山(赤神山)といいます。
夏の季節になると近江鉄道の車両から、のどかな景色と山がマッチしていて、これぞ日本の夏と言わんばかりの風景が広がっています。
周辺には、農道があり真横には透き通った川が流れています。川には鯉やヤマメが生息しています。筆者はこの道でよく5kmランニングをしてました。透き通った風と豊かな景色を目の前に、走る瞬間はとても気持ちがよかったです。走るときは近隣住民の配慮を忘れずにしましょう。
山のほぼ真ん中には、太郎坊・阿賀神社があります。
こちらの神社はパワースポットとしても有名で、勝運の神から数々の著名人が参拝にくるそうです。
神社を登ると、ハイキングコースが設置されています。山の頂上へ進む道は初心者コースでありながら急な坂や岩石があるので登るときは万全な服装で行きましょう。
山頂までは丁度20~30分ほどかかりました。山のふもとでは、東近江市の景色を一望できます。また、天候に恵まれると比叡山もみることができますよ。
帰りは神社へとつながる道に帰ることができます。
登りとは違い、下りはスピードもでるのでしっかり足元をみて注意しながら帰りましょう。
神社から行く道や、八日市の延命公園から行く道など様々な道があるので自分にあったコースで行きましょう。山には野生の猿やイノシシも生息しているため、十分に注意して登りましょう。延命公園には猿が飼育されていたりと少し登れば美しい景色をみることができます。
③次郎系ラーメン「松龍」で腹ごしらえ
運動もして、お腹が空いたら滋賀県の次郎系ラーメン「松龍」さんに行きましょう。コスパも量も良く、無料で野菜と麺の量を選べます。ちなみに、筆者は週1でリピートしていました。もちろん麺と野菜は大盛です!
チャーシュー味噌は濃厚な味噌スープと分厚いチャーシュー。麺は中太で腰があり、無我夢中で食べてしまいます。溢れてしまうほどにチャーシューがぎっしり。まるでラーメンの布団です。中からアツアツの麺がご対麺してくれます。噛めば噛むほど味噌スープに絡みついた麺の味を楽しめます。
メニューには、学生限定の学生ラーメンや30分以内に食べきれば代金無料の特盛ラーメンのチャレンジなどユニークなメニューがたくさんあります。どのメニューもスープと図太い麺がもちもちしてて最高の一杯を召し上がることができます。
次郎系でもスープがクリーミーであり、弾力がある麺のため濃厚スープ派や麺をじっくり噛んで味わいたい方には合うと思います!
④永源寺温泉「八風の湯」で疲れた体を癒そう
腹ごしらえを済ませて、汗だくになったら「八風の湯」にいきましょう。
こちらの温泉は近くに永源寺やキャンプ場があり、愛知川をみながら滋賀県の自然を堪能できる露天風呂があります。
宿泊部屋には露天風呂が設置されており、お食事付き日帰り貸切風呂も楽しむことができます。
お風呂をでると、飲食店コーナーがあります。キンキンに冷えたビールをすぐ飲めますよ!
特に、入口近くのレストランでは美しい愛知川を見ながら、氷点下のビールや「ほろよいセット」も販売しているので、風呂上がりの晩酌タイムにはかかせない場所です。
近江鉄道で八日市駅からバスで約30分ほどで到着します。また、近江八幡駅から無料シャトルバスがでているので近江八幡で買い物をしてから向かうのもよいです。
駐車場を下ると、川沿いがあります。そこでは川遊びや休憩できるので温泉に入る前に鳥のさえずりと川の音を聞きながら瞑想や読書をしたりと良い時間になるでしょう。
滋賀県を気に入ったら近く探そう探そう!
・食や遊び、すべてが揃う滋賀県をきにいったら宿を探しましょう。
琵琶湖付から山地付近まで、旅の目的に使い分けて素敵な宿を探してみましょう。
さいごに【よそ者発信を投稿する意義】
私は20年間、人口1万人以下のまちに生まれ育ちました。小さい頃から慣れ親しんだお店は大人になるにつれて空き家となり人々の記憶から次第に忘れさられました。
隣町には有名な観光地がたくさんあります。電車に乗ると、スキーを楽しむ訪日観光客が賑わっていました。彼らは観光地でスキーを楽しみ、帰りは空港へと向かいます。
その場所へ行くだけの通り道であり特産品や観光などの地域資源を地域外に発信できない、魅力が伝わらないことに悔しさを抱きました。
このように高齢化や過疎化を目の当たりにして考えるようになったのは故郷を離れてからです。上京して色んな視野が広がり、他地方に住んで強く実感を抱きました。
また、私の地元には東京からの移住者がいます。地域住民も気づかなかった地域資源を活用して地域外に発信していることが印象的でした。
彼は、上京前にお会いして自分が上京を志した理由でもあり、憧れの方です。
とあるゴミ拾いボランティアのリーダーを務めたり、退職後は独立して飲食店経営等を立ち上げました。その後、筆者の故郷に移住して民泊や狩猟、林業等の事業を手掛けています。
当時の私にとっては衝撃的でこんな人がいるんだと感じました。自分が知らない世界があることや地元に縁もゆかりもなかったよそ者である人が地域をよくしようとしていることに対して深く考えさせられました。
若者を食い止める政策よりも若者が外にでて色んなことを学び、視野が広がり、故郷に帰って地域をよくする。若者にチャンスを与える政策も時には必要であると考えています。
村八分やよそ者を受け付けない地域特有の現状を打破することも必要です。
よそ者と地域住民が互いに力を合わせればもっと魅力的な地域づくりにつながるはずです。よそ者や村八分という言葉がいつか死語になってほしいなと思います。
よそ者である方が携わり、新たな視点で地域の魅力を世に広げることや地域住民と協力してまちづくりをすることが本当の地域活性化なのかなと思っています。
多種多様な情報社会のなかで、このブログを通じて、適切な情報や魅力を発信することの大切さや、必要としている人達に届けることを目標にしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。