松本城周辺は食と文化の穴場!ドロドロ味噌らーめん「麺匠佐蔵」で旅を〆よう!【松本市モデルコース】

観光

松本駅には、東京から直通の電車が運行されており、関西方面への高速、夜行バスなどの便が充実しています。交通の中心地としての役割も果たしており、北アルプスに囲まれた美しい景観は、他の地方都市では感じることができない街並みを楽しむことできるでしょう。

今回は、松本城周辺の食と文化を楽しむモデルコースと、東京、札幌、関西からのアクセス情報をご紹介します。

モデルコース概要(徒歩)

松本駅→松本城(徒歩約15分)→四柱神社(徒歩約10分)→なわて通りを散策→麺匠佐蔵


東京から松本駅へのアクセス

東京から松本駅へは、JR特急「あずさ」が便利です。新宿駅から松本駅まで約2時間40分で到着します。また、新宿から秋葉原発の高速バスでは約4時間でアクセス可能です。

交通費

JR特急あずさ約6,620円(片道)

高速バス:約2200円最安値)~4500円(休日価格)

筆者も在来線で乗り継ぐぎながら八王子駅~松本駅まで乗車しました。メリットは、特急に比べて2000円ほど料金が安く、地方の景色を眺めながら移動できます。しかし、乗り継ぎ必要になる場合があり、時間帯により混雑する恐れがあります。所有時間は約4時間半ほどかかりますが、費用を抑えたい方は、在来線やバスの利用がオススメです。


北海道札幌市から松本駅へのアクセス

札幌から松本駅へは、飛行機がオススメです。札幌駅から新千歳空港経由のJR一本で空港まで行きましょう。時間は約30分・1200円ほどの運賃で乗車可能です。

新千歳空港発→信州まつもと空港の便では、最安値13000円の便があります。通常片道約1300~30000ほどです。

空港予約は、skyskannerがオススメです!筆者も東京から札幌、大阪から札幌などで最安値の便で旅をした経験があります。直近でも2万円以下で抑えられる便が多数掲載されているので旅のお供に最適なサイトです。


関西から松本駅へのアクセス

関西から松本駅へは、新幹線・特急と高速バスを利用する方法が便利です。

新幹線:新大阪駅から東京行き「のぞみ」に乗車し、名古屋駅で乗り換えします。名古屋駅からは、JR特急「しなの」に乗り換え、約2時間ほどで松本駅に到着します。

所有時間は、約3時間料金は約12380円です。

高速バス:高速バスでは、大阪駅バス乗り場から、松本駅まで約6時間ほど。料金は6500円~8000円で休日や祝日により変動します。

費用面の節約では、東京方面と同じく、高速バスでの利用がオススメです。長時間での移動や、移動中に仮眠を取るタイプの方にはオススメです。


松本市のモデルコース

松本駅 ~松本駅で信州の地方都市を堪能しよう!~


目的地のはじまり、松本駅に到着。松本駅の正面入口には信州そばを味わえるお店もあります。出来立てのパン屋さんや休憩スペースもあるため、旅の思わぬトラブルや仕事に最適です。

近くには居酒屋もあるため、軽く一杯寄ることもできます。また、JR内にはご当地ビールや駅弁が販売されているので各地域の魅力を感じることができます。

松本市では、ギターの生産量が日本一。

松本市内で伐採された「赤松」を活用したエレキギターなどが展示されています。

松本駅は交通とアートの2面の顔をもつパイオニア的な存在です。


改札を抜けると、大きな広場があります。北アルプスの雄大な山々を背景に、観光客で賑やかな雰囲気が漂っています。

登山リュックを背負った外国人観光客が多く、安曇野方面へ向かうローカル電車では、地元の人々に交じって、多くの外国人が乗車しています。

異国情緒と地元文化が交わる松本市では、本来の地方の在り方であることを再認識してくれます。

そんな世界中から愛される街であることも魅力の一つと言えるでしょう。

あくまでも個人的な解釈ですが、松本駅周辺の街並みは、旭川駅周辺の3・6街に似ているなと感じました。美味しいお店や遊びがあり、地方の特性を活かした街並みが特徴です。東京では錦糸町のような街並みがあてはまります。

繁華街の賑わいと地方都市の落ち着きが共存する街並みをイメージするとわかりやすいかもしれません。松本市では町の多面的な魅力を堪能できます。

夜の松本駅では、出張中のサラリーマンやキャリーケースを持つ旅人がそれぞれの宿に向かう姿をよく目にしました。夜の街を訪れる若者や、晩酌の新規開拓を狙うサラリーマン達が「松本市の夜」を楽しんでいるようでした。

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松本駅は愛の巣!?

改札を抜けて、北アルプスが一望できる場所では、待ち合わせをする人々の姿が多くみられます。よく見ると青春を謳歌する高校生カップルが多いことも。松本駅ではそんな甘くて切ない青春の香りを思い出させてくれるかもしれません。

松本城 ~今と昔を感じよう!~(徒歩約15分)


松本駅から徒歩約15分で到着する国宝・松本城は、日本で現存する五重六階の天守閣を持つ貴重な城です。黒い外観が特徴で、四季折々の美しさを楽しめます。

周辺には、松本城を囲む生き物が生息しています。カモメや鯉、早朝には白鳥が優雅に泳ぎまわります。また、松本城にやってくるカモメは300羽以上だそうです

鯉は人懐っこく、人が近づくと水面から口をパクパクさせながら寄ってきます。餌やりは禁止されているので、優しく見守ってあげましょう。

また、この時期ならではの冬化粧をした松本城に出会えることもあります。松本市は雪があまり積もらないため、雪に覆われた松本城の光景は貴重で、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

雪化粧をした松本城は、早朝がおすすめです。

松本城の水面から、もう一つの松本城を映し出しています。私たちがみている松本城が「今」なら、水面下から見える松本城は「過去」を映し出しているかのようです。

松本城の周辺は広く、休憩スペースもあります。

ランニングや散歩、時には考え事をする時間に活用することも魅力の一つですね。

松本城では、期間限定でプロジェクションやお祭りが開催しています。

ライトアップでは、四季の風土を楽しむことができます。

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松本城伝説」

松本城の天守閣がわずかに傾いていると噂されています。これは磔にされた罪人が死の間際に松本城を睨んだことで、その呪縛が天守閣を傾けさせたとのこと!

また、松本城周辺の水が濁っているのは、敵陣からの侵入を防ぐための工夫だったとも言われています。この古来の名残により、現在も水が濁っている可能性が高いとされています。

基本情報

・営業時間:8:30~16:30(松本城)

・松本城・入場料:大人700円/小中学生:300円

・松本城内の公園は、24時間入場無料。

・住所:〒390-0873 長野県松本市丸の内4−1

公式HP


四柱神社 ~信州の神様に旅の挨拶をしよう!~(徒歩約10分)


松本城から徒歩約10分、縁結びや開運のパワースポットとして地元の方から愛される神社です。日中は縁日や商店街の賑わいが楽しめますが、朝と夜には川の流れとともに静寂に包まれた、心落ち着く空間が広がります。

四柱神社では、「願いごとむすびの神が祀る」と言われています。

受験生の方が合格祈願に訪れたり、全国各地から多くの参拝者が足を運びます。

恵比寿神社は、四柱神社の隣にある、境内社です。

商売繁昌の神」として、サラリーマンや自営業の方が商売繁盛を願いに訪れます。恵比寿神社は、境内社でありながら、日中では目立たなかった夜の顔へと存在感を発揮します。独特の雰囲気に包まれた恵比寿神社は、四柱神社を支える縁の下の力持ちとして、静かにその役割を果たしています。

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四柱神社は、地元では「神道(しんとう)さん」と呼ばれているそうです。また、何でも願いが叶うので、数々の著名人やメディアで紹介されました。ただ、その影響で傲慢な方には願いが叶わないとも言われている可能性も。筆者の知人で欲張りな人がいるのですが、「なんでも叶うのなら、10個以上願うか」と参拝した一週間後に、その願いの一つである「スキーに行くこと」で骨折したそうです(笑) ただ、その知人は日ごろからだらしない生活を送っていたので、神様が天罰を下したのかもしれません。誠実な方であれば、背中を押してくれることでしょう。

基本情報

・営業時間:11:30 – 15:00 / 17:30 – 22:00

・住所:長野県松本市大手3丁目3−20

・TEL:0263-32-1936

公式HP


なわて通り ~伝説の蛙の街~(松本城、徒歩:約10分)

四柱神社真横の「なわて通り」は、江戸の風土を楽しめる道です。画像は営業時間前の早朝。静けさとともに街並みを感じることができます。

日中は、工芸品や雑貨、たこ焼きなどの買い食いもできます。松本市の郷土料理や、ここでしか手に入らない掘り出し物も多数出展しています。

周辺には、川が流れています。

夏では、涼しい川の音が癒してくれることでしょう。冬になると、幻想的な世界が広がります。

都会のビルと、なわて通りの和が融合した異質な世界も、松本市の魅力です。

どこでも休憩場所になることが、なわて通りの醍醐味かもしれません。どの場所でも落ち着いた心で散策できること間違いなしです!

なわて通りを囲む女鳥羽川では、「カジカガガエル」という生き物が生息していたそうです。現在では、目にかかることはありませんが、女鳥羽川に「カジカガガエル」が戻ってくる意味も込めて「カエル」をモチーフにしたそうです。

具体的な詳細は、「信州・松本なわて通り商店街」様のHPをチェックしましょう。先程の画像では、商店街の営業時間前でしたが、こちらでは、より「なわて通り」の情報を得ることができます。

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なわて通り入口では、ガマ像がお出迎え!

ナルト世代の筆者にとっては、口寄せの術を思い出しました。外国人の方も「NARUTO」!!と言っていたので、世界的にもインパクトがあり、日本独自の珍しい造りだと実感しました。また、なわて通り入口では、四柱神社となわて通りの2本道なので、どの道を進んでも楽しめることでしょう。ご利益を得てから、なわて通りを存分楽しみましょう!


麺匠 佐蔵 ~ラーメン戦国時代のルーキー出陣!~


旅の締めくくりは、「麺匠 佐蔵 (めんしょう さくら)」でラーメン締めをしましょう!

長野県内では、4店舗(佐久店,上田店,長野店,松本店)出店中の本格信州味噌ラーメンです。行列が絶えない超人気店で、冬の時期には、心から温まる濃厚味噌スープがやみつきになります。

食券制で、現金のみの対応となります。価格は980円から1280円です(※2025年2月現在の価格)。

今回は、佐蔵味噌らぅめん(大盛り)で注文しました!

画像越しからでも伝わる、ドロドロ信州味噌のビジュアルは絶大です!

はじめは、スープからいただきます!濃厚スープは、飲んだ後が本番です。のどの奥に残る味噌の風味が、後の麺をさらに2倍美味しく味わうことができます。

麺とスープを絡ませて、じっくりと麺をすすります。ドロドロ味噌が麺を絡みこむ光景は、まさに「ラーメン界のスクランブル交差点」。すするほど味噌の甘味が染みわたります。

佐蔵味噌らぅめんには、第2の麺があります。

それが、このロングメンマです!!

ラーメンのメンマは、例えると焼肉のキムチ。メンマで口直しをして、再度麺をすすります。最後まで味が変わることなく楽しめるのも、佐蔵らぅめんの魅力です。

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休日は大行列。平日の14時前を狙おう!!

休日は、行列が絶えないので1時間ほどは待つでしょう。平日の昼ではオフィス街であるため、休憩中の方が多く来店します。混雑を避けたい方は、平日の2時手前を狙いましょう!筆者は、2時ちょうど来店。並ばずに食べれました。店内は3名ほどで、後から2人ほど来店しました。

基本情報

・営業時間:11:30 – 15:00 / 17:30 – 22:00

・住所:長野県松本市中央1-20-26

・TEL:0263-34-1050


松本市の魅力を満喫!

松本市は、東京、札幌、関西からのアクセスが良く、自然と文化の地方都市です。今回、ご紹介したモデルコースは、実際に筆者が訪れて堪能してきました!旅の際のご参考になれば幸いです。ぜひ、松本市の隠れたストーリーを発掘しながら、街歩きを楽しんでください!

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