小田原市と聞いて、「箱根」をイメージする方が多いかもしれません。箱根旅行の通過点としての役割が大きい小田原市は、駅を通過したことはあっても、じっくり観光を楽しんだことがない人も多いでしょう。しかし、小田原市には北条氏の本拠地であった「小田原城」や、透き通った相模湾や伊豆の景色、Netflixの人気ドラマ『忍びの家』のロケ地、地元グルメなど、見どころがたくさんあります。特に、東京圏から日帰りで気軽に訪れられるため、日帰り観光スポットとしておすすめです。
この記事では、東京から小田原まで安く行く方法と、小田原駅から徒歩で回れるモデルコースを紹介します。
東京から小田原まで安く行く方法
※ICカード、現金により金額の誤差があります。
神奈川県からのアクセス
出発地 | ルート例 | 費用(片道) | 所要時間 |
---|---|---|---|
横浜市 | 横浜駅(相鉄本線)→海老名駅(小田原線)→小田原駅 | 約810円 | 約1時間22分 |
海老名市 | 海老名駅(小田原線)→小田原駅 | 約480円 | 約45分 |
神奈川からのアクセスでは、海老名駅からの乗車がおすすめです。海老名駅から本厚木駅までは混雑しますが、その後は人混みも少なく、自然を感じながら電車で進むことができます。特に、鶴巻温泉から新松田付近の景観は、心が癒されることでしょう。
都内各所からのアクセス
以下は、都内各所からのアクセス例です。日曜日の朝6時出発の安いルートを設定しているため、時間帯や曜日により料金やルートが異なる場合があります。また、快速・急行などの運行情報によっても変わることがあるので注意してください。具体的なアクセス方法や詳細な情報は、各交通機関の公式サイトで確認することをおすすめします。
出発地 | ルート例 | 費用(片道) | 所要時間 |
---|---|---|---|
東京駅 | 東京駅(JR東海道線)→小田原駅 | 約1520円 | 約1時間25分 |
世田谷区 | 三軒茶屋駅(東急田園都市線)→中央林間駅(江ノ島線)→相模大野駅(小田原線 急行)→小田原駅 | 約960円 | 約1時間45分 |
江戸川区 | 葛西駅(東京メトロ東西線)→西船堀駅(JR総武線)→新宿駅(小田原線 快速急行)→小田原駅 | 約1,610円 | 約2時間46分 |
練馬区 | 練馬駅(西武池袋線)→池袋駅(埼京線)→新宿駅(小田原線 急行)→小田原駅 | 約1,270円 | 約2時間5分 |
板橋区 | 板橋駅(埼京線)→新宿駅(小田原線 急行)→小田原駅 | 約1,090円 | 約1時間45分 |
大田区 | 蒲田駅(京急線)→横浜駅(JR東海道線)→小田原駅 | 約1,170円 | 約1時間10分 |
足立区 | 北千住駅(東京メトロ千代田線)→西日暮里駅(山手線)→新宿駅(JR小田原線)→小田原駅 | 約1,300円 | 約2時間13分 |
葛飾区 | 金町駅(JR常磐線)→上野駅(JR東海道線)→小田原駅 | 約1,400円 | 約1時間30分 |
中野区 | 中野駅(JR中央・総武線)→新宿駅(JR小田原線)→小田原駅 | 約1,080円 | 約1時間50分 |
小田原駅到着後のモデルコース

小田原市周辺では、相模湾を望む海辺や、ドラマの撮影地、歴史ある小田原城や人気グルメなどを楽しめます。ここでは、徒歩で行けるコースを、小田原駅周辺→小田原城→海辺→夜の「ミナカ小田原」でご紹介します。
小田原駅エリア
小田原の名物といえば、「かまぼこ」です。ふっくらとした食感と噛み応えが自慢の小田原のソウルフードです。小田原駅周辺には、そんなかまぼこをお土産として購入できるお店や、相模湾でとれた新鮮な魚介類を楽しめる刺身定食を提供する飲食店があります。
海鮮茶屋 魚國
相模湾で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を使用しています。特に海鮮丼やアジフライ、刺身定食などが人気です。刺身や海鮮丼は、魚の旨味が存分に楽しめる一品です。
おすすめメニュー
- 海鮮丼: 旬の魚介類がたっぷり乗った海鮮丼は、ボリューム満点で見た目も華やかです。

- 刺身定食: 新鮮なマグロやカンパチなどの刺身にご飯、味噌汁、小鉢、茶碗蒸しが付いた定食は、2,000~3,000円で楽しめます。

- アジフライ定食: 相模湾の味を活かしたアジフライは、サクサクで中身がしっかり詰まった天ぷらです。旬の野菜を使った天丼もおすすめです。
店内は、カウンター席やテーブル席があり、一人でも利用しやすいです。また、神奈川県の地酒を楽しめるほか、豊富なメニューでお腹も満たされます。
基本情報
営業時間:11:00~20:00
電話番号:0465241187
※定休日は駅ビルに準じます。
(C))海鮮茶屋 魚國
鈴廣かまぼこ小田原駅前店
小田原のお土産には、かまぼこを買いましょう!紅白かまぼこにあげかまなどの豊富な種類のかまぼこが並んでいます。

他にも箱根百年水を活用した「箱根ビール」や干物も購入することができます。
また、2階ラウンジでは、かまぼこの試食や食べ方を楽しめます。期間限定でビールの販売もあるので、その日でたのしむことができます。

基本情報
営業時間:9:00~18:00 2階ラウンジ/10:00~16:00
電話番号:0465-22-2333
定休日:無休(臨時休業日あり)
(C)鈴廣かまぼこ小田原駅前店
そば処 寿庵
小田原市の老舗蕎麦店です。コシのある蕎麦には、かまぼこのトッピングが入っています。また、日替わり定食もあり、ミニカツ丼などを蕎麦と一緒に楽しむことができます。約9種類の蕎麦を提供しており、メニューの質も味も別格です。

基本情報
営業時間:11:00~19:30(L.O.19:00)11:00~15:00(月)、(火)
定休日夏季、冬季臨時休業有
電話番号:0465 – 22 – 2862
(C)そば処 寿庵
焼鳥 日高 小田原店
焼き鳥日高小田原店は、タブレット操作で注文できる便利なシステムが特徴です。ねぎまや豚の焼き鳥など、種類豊富なメニューを楽しむことができ、ビールからホッピー、サワーまで幅広いドリンクが揃っています。

店内はカウンター席が多めで、一人客でにぎわっており、自分もその雰囲気に引き込まれて2時間ほど滞在してしまいました。

基本情報
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日:なし(HP記載なし)
電話番号:0465238638
(C)焼鳥 日高
小田原城(徒歩10分)

戦国時代に築かれた名城で、日本100名城の一つです。北条氏の居城として知られ、歴史ファン必見のスポットです。
天守閣は、昭和35年に市制20周年記念事業として総工費8千万円をかけて復興されました。

最上階からは相模湾が一望でき、晴れた日には房総半島まで見渡せます。小田原市では平成18年に天守閣の高さを基準とした高度規制を行った背景があります。今もなお、その景色を受け継いでいます。

城内は広々としており、ゆったりとした空間が広がっています。緑豊かな庭園や歴史的な建造物が点在し、訪れる人々にゆっくりと時間を過ごすことができる環境です。

常盤木門は、小田原城の中でも特に重要な防御拠点として設計され、他の門と比べても大きく、堅固に造られています。その重厚な造りは、敵の侵入を防ぐための工夫が随所に施されており、当時の戦略的な重要性を物語っています。
常盤木橋は、常盤木門へと続く朱色の美しい橋で、江戸時代には城の防御機能を強化する重要な役割を果たしていました。6月には橋の下に花菖蒲が咲き誇り、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。歴史的な価値と自然の美しさが融合した、小田原城の見逃せない場所です。

学橋は、小田原城址公園のお堀にかかる鮮やかな赤い橋で、人気の撮影スポットです。
訪れる人々に歴史と自然の調和を感じさせる、小田原城の魅力を象徴する場所となっています。

基本情報
開館時間: 午前9時00分〜午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
休館日: 12月第2水曜日(館内整理のため)、12月31日〜1月1日
入館料:
- 天守閣単独券
- 個人: 一般 510円、小中学生 200円
- 団体(30人以上): 一般 410円、小中学生 160円
- 常盤木門との2館共通券
- 個人: 一般 610円、小中学生 220円
- 団体(30人以上): 一般 500円、小中学生 180円
(C)小田原城
海辺(徒歩15分)
海辺に続く道には、「青物町商店街」があります。新鮮な魚介類や地元の特産品を扱う店が並び、散策しながら地元の雰囲気を感じられます。

海辺に続く道では、Netflix「忍びの家」の撮影地として使われた道があります。ドラマファンにはたまらないスポットで、看板や撮影ポイントが設置されています。

海辺には、箱根や熱海方面の美しい景色を眺めることができます。相模湾の穏やかな波風に揺られながら、ゆっくりと旅の疲れを癒すのに最適な場所です。

潮風を感じ、心の休息をしましょう。この場所では、旅の思い出をより一層深めてくれるはずです。

小田原おでん本店

周辺には、予約必須の人気店「小田原おでん 本店」があります。地元で愛される老舗店では、こだわりの出汁と厳選された具材が自慢です店内は落ち着いた雰囲気で、一人でも気軽に立ち寄れる温かい空間です。地元の人々や観光客に長年親しまれ、小田原の味を堪能できるおすすめのスポットです。
基本情報
営業時間: 11時30分〜21時 平日14時半〜16時中休み
定休日:火曜日
電話番号:0465-43-8832
(C)小田原おでん 本店
夜の「ミナカ小田原」(徒歩20分)
「ミナカ小田原」は、宿場町としての歴史を持つ小田原をイメージして作られた複合施設で、2021年にグッドデザイン賞を受賞しました。名称は市民公募により選ばれ、「みなか」(中心)という古語に込められた願いが反映されています。

40以上の店舗が集結し、地元の飲食店が勢揃いする「西湘フードスタジアム」や、江戸情緒を感じられる「小田原新城下町」が特徴です。ローソンなどのデザインも小田原市の独自性を強調しており、老若男女が楽しめるにぎわいの拠点となっています。

夜の小田原駅周辺は、ライトアップされた街並みが幻想的な雰囲気を醸し出しています。駅前の広場や商店街は、地元の人々や観光客で賑わい、活気に満ちています。

飲食店やカフェの明かりが暖かく、夜の散策にぴったりの場所です。特に、歴史的な建造物がライトアップされることで、昼間とは違った魅力を感じることができます。夜の小田原駅は、一日の終わりをゆっくりと楽しむのに最適なスポットです。


日帰り旅は小田原にいこう!
小田原は、歴史と自然が融合した魅力あふれる観光地です。東京から安く行く方法と、徒歩で回れるモデルコースを活用して、ぜひ小田原を訪れてみてください。
小田原は、箱根とは違い混雑もさほどないのでおすすめです!また、小田原市民はとても親切な人が多くて、海辺近くのセブンの店員さんは親切に道を教えてくださいました!
神奈川県は場所により治安が悪いイメージもありますが、こうした神奈川県の知られざるスポットを楽しんで実感してみてください!

筆者の独り言
神奈川県横浜市には「あざみ野」という場所があります。筆者の学生時代の友人の地元で、初めて出身地以外でできた友達でした。
その友達とは、よく夜の神奈川県を徘徊していました。特に「館内」という治安がやや悪いエリアには、激安な個室居酒屋があり、よく利用していました。帰り道には強面の集団に睨まれたりすることもありましたが、今では懐かしい思い出です(笑)。その友達は、あざみ野出身でありながら、いまだに「館内」と川崎市だけは行きたくないと言っていました。
神奈川県は、良くも悪くも多様な面を持っています。そんな神奈川にぜひ訪れてみてください!神奈川最高!